水彩絵具は小学校の授業などでよく使用され、親しみのある絵の具かと思いますが、その水彩絵具には、透明水彩絵具(ウォーターカラー)と不透明水彩絵具(ガッシュ)の2つ種類があります。(小学校で使われているものはマット水彩とも言われ、上記2種類を合わせた中間だそうです。)透明・不透明の違いは、「色を重ねた時に、下になった色が隠れるか隠れないか」の違いと言うのが分かりやすいかもしれません。
水で溶くことができ、扱いが容易である反面湿気や水気に非常に弱く、うまく扱わないと意図しないところでにじんでしまったり、しみてしまったりしてしまうことがあるので注意が必要です。逆に、色がにじみやすい特性を活かしてグラデーションを表現することも容易で、色の重なりや混ざり方、にじみ方などで様々な表現や個性を出していくことが出来ます。